Bean's blog

知り得たコトを 自分のコトバで

読みづらいコードを自動で整えるオススメ拡張機能【VSCode】

f:id:soybeans6:20210926184019j:plain

 

f:id:soybeans6:20210914204323p:plain

コードがグチャグチャで全然読めない...

 

ちまちま体裁を整えるのがめんどくさい...

 

この記事ではこういった問題を解決します。

 

記事の内容

VSCodeの「Prettier」を使い、コードを自動でフォーマットさせる

 

作業の手順

 

動作のイメージ

f:id:soybeans6:20210927075429j:plain

左のような改行されていないコードを、右のように一発でフォーマットします。

 

前提 0:VSCodeをインストール

 

Visual Studio CodeVSCode)」とは、コーディング用のエディタです。

VSCodeはコードの色分けがされているだけでなく、拡張機能も豊富なので、ブログ編集を円滑に進めることができます。

 

下記のリンクから「Visual Studio Code(以下 VSCode)」をインストールしましょう。

無料でダウンロードできます。

 

code.visualstudio.com

 

手順 1:Prettierをインストール

 

「Prettier」とは、VSCode拡張機能にあるオートフォーマッターです。

 

VSCodeを開いたら、Prettierをインストールします。

 

f:id:soybeans6:20210926192458j:plain

  1. サイドバーの「拡張機能」を開く
  2. 「Prettier」を検索する
  3. 「Prettier」を選択する
  4. 「インストール」する

これで、Prettierを拡張機能としてインストールすることができました。

 

手順 2:文字の折返し位置を調整

 

Prettierのデフォルト設定では、文字の折返し位置が多少短いため調整をします。

 

f:id:soybeans6:20210926192520j:plain

  1. サイドバーの「拡張機能」を開く
  2. 「Prettier」を検索する
  3. 「Prettier」を選択する
  4. 「設定」を開く
  5. 拡張機能の設定」を開く

f:id:soybeans6:20210926215928j:plain

「Print Width」の値を80 → 100

「Print Width」の値は、「文字の折返しまでの文字数」を設定しています。

1行の文字数が設定値より多くなると区切りの良い場所(,など)で改行します。

80では多少短いと思うので、お好みで調整してください。

 

手順 3:Prettierの使い方

 

体裁を整えたいコードを開きます。

今回は例として、はてなブログのデフォルトテーマ「Smooth」のCSSを使っています。

 

Prettierの実行は簡単です。

右クリック>「ドキュメントのフォーマット」を選択

とするだけでコードが自動的にフォーマットされます。

 

f:id:soybeans6:20210926184159j:plain

 

下の画像がPrettier実行後です。

 

f:id:soybeans6:20210926184214j:plain

 

コードの行数を見ると、しっかり改行がされているのがわかりますね。

あっと言う間にコードのフォーマットが完了です!

 

保存時にフォーマットさせる

 

ファイルの保存と同時にフォーマットするようにします。

保存するときにフォーマットのし忘れを防ぐことができるので、オススメです。

 

f:id:soybeans6:20210926223834j:plain

左下の歯車から設定を開く

f:id:soybeans6:20210926223851j:plain

  1. 「save」と検索する
  2. 「Format On Save」にチェックを入れる

これで、保存時にコードがフォーマット化されるようになりました。

command⌘+S(Ctrl+S)でフォーマットできるので、めちゃくちゃ楽になりましたね。

 

まとめ

 

読みづらいコードを整形するときに、かなり時短できること間違いないです!

 

【参考記事】

ma-vericks.com